子どもだって歯ぎしりをします。大人に比べると少ないようですが、3歳前後から歯ぎしりをする子供が出てくるのです。ほとんどの場合は、一過性のことなので特に心配はありません。けれども、まだ小さい子どもが寝ている間にギリギリと音をたてていると、親としてはビックリするのは当然です。最初は「大丈夫なの?」とか「病気かも?」と心配になってしまうはず。
子供の顎は、はえてくる歯のスペースを確保するために日々成長をしています。乳歯が抜けた後はから約15才位まで、歯が入れ替わる時期。この時期に歯がゆい感じがあり、ギリギリと食いしばって紛らわしていると考えられているのです。子どもの歯ぎしりが起こりやすい時期としては、幼稚園や保育園に入り環境が変わる頃や、乳臼歯が生え始めて噛み合わせが不安定になる頃があげられます。
そしてその多くの場合、子どもの歯ぎしりは環境に馴染み、歯が生え揃う頃には、いつの間にか治まっているものなのです。大人の歯ぎしりの大きな原因は、ストレスと考えられていますが、子どもの歯ぎしりの場合は、ストレスによって歯ぎしりを行うということは少ないのです。よって子どもの歯ぎしりは、特に治療を必要とするケースはほとんどありません。
ただし、例外もあります。子供の歯ぎしりに詳しいノースカロライナの「ホーデン博士」の研究によると、子どもの歯ぎしりには、耳が痛くなったり、顎関節症の症状が現れることがあるというのです。このような症状が出た時には治療が可能な歯科医院で防止用のマウスピースを使用することがオススメ。
歯の磨り減り方が激しかったり、顎の関節に大きな負担がかかり痛みが出てきてしまうなどのトラブルが起こったら、治療が必要となるのです。小児歯科を受診されることをオススメします。以上のように子供の歯ぎしりは、よくあることで珍しいことではありません。ご安心を。痛みがない歯ぎしりは抑える必要はないのです。もし歯ぎしり防止用のマウスピースを作成する場合は、子供の顎の成長に伴って作り変える必要があるということをお忘れなく。
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