歯ぎしりの症状を改善させるには、まず口元の緊張を解くこと、リラックスさせることがとても大切。そのためには、自分自身の意識改革も必要となってくるのです。一般的には、リラックスしている状態において、上と下の歯はくっついていないのが普通。ですが、歯ぎしりの癖がある方は普通の状態でもくっついてしまっているのです。これは、口にとっても身体にとっても、良い状態とは言えません。
身体に緊張が続いている状態。神経にも緊張状態の信号が送られ、脳も休まることができません。したがって、副交感神経の緊張も続き、リラックスできない状態が続くのです。歯ぎしりによって緊張が起こる→リラックスできない状態が続く→さらにストレスを感じ、歯ぎしりを繰り返す。これでは、悪循環です。症状の改善は望めませんよね。
ですから、このような状態を改善するために、自分で意識を変えるのです。歯ぎしりや食いしばりなどの癖がある方は、なるべく噛み締めないように意識してみましょう。気付いた時には、口元をリラックスさせるようにするのです。また、よく見かけるのが「頬づえ」。実は、頬づえを付くという癖も、歯を食いしばらせ口元を緊張させてしまうのです。
パソコン画面を見ながら頬づえ!、おしゃべりしながら頬づえ!という癖は、意識してやめるようにしましょうね。意外に効果的なのが「自己暗示」です。寝る前に布団の中で、「歯を食いしばらない」「歯ぎしりをしない」と自分に言い聞かせてみましょう。
全身から身体の隅々までリラックスできるようなイメージを思い浮かべながら眠りに入っていくと、意外にも歯ぎしりの症状を改善させるのに効果的だという報告があるのです。そして最も大切なことは、歯ぎしりの大きな原因となる悩みや心配事を布団の中まで持ち込まないということなのです。