歯ぎしりの多くは、ストレスが原因となっていると言われています。歯ぎしりそのものは、何かの病気が原因となって引き起こされているものではないのです。不安や心配といったストレスを解消するために起こっている反応なのです。いわゆる「貧乏ゆすり」などと同じ類のもの。自分では気付かず、無意識のうちに行っているクセということ。
無意識のクセで歯ぎしりを行い、ストレスを解消している方が多いのです。けれども、この歯ぎしり、そのまま放置しておくワケにはいきません。歯や歯以外にも身体のあちこちに、トラブルが発生してしまうことになるのです。例えば、歯ぎしりで歯が削られたり、欠けたり、割れたり。さらには、骨隆起(骨のふくらみ)の症状までも起こってしまいます。
「骨の隆起」とは、歯ぎしりの力に対抗することで起こってくる「骨の過形成」のこと。歯ぎしりで「骨の隆起」が起こったからといって、それ自体は特に治療を要するものではありません。けれども、入れ歯を作る際に邪魔になると、外科的な手術も必要となることもあります。他にも身体に起こってくるトラブルとして、肩こりや顎の疲れという症状が出てきますよ。肩こりや顎の疲れに伴って、偏頭痛や目の奥の痛みが出てくることもあるのです。
これらは、寝ている無意識のうちに、起きている時の数倍から数十倍ともいわれる強い力が、口の中にかかってくることが原因。これによって、異常な筋肉の緊張が続き、睡眠中においても身体が休まることができていないということなのです。また最近では、歯ぎしりは「睡眠時無呼吸症候群」とも関係があるのではないか?!との指摘もあります。
「睡眠時無呼吸症候群」は下手すると命に関わることもあります。ご存知ですか?そうならないためにも、歯ぎしりに気づいたら1度信頼できる医師の診察を受けてみることがオススメなのです。